
サッカー・サポート・センターのツイックラーです。今回はサッカーになくてはならないサッカーボールについてです。
サッカーを始めるとき真っ先に用意するものといえばサッカーボールでしょう。いざサッカーボールを買いにスポーツ用品店に行くとびっくりするぐらいのサッカーボールが用意されています。
アディダス、ナイキ、プーマなどの有名ブランドからモルテンやミカサなどあまり耳にしないメーカーまで。そしてシンプルな色遣いのものからきらびやかな色遣いのものがあり、迷いに迷ってしまいます。

サッカーボールなんてどれもおんなじかと思ってたけど、ものすごい種類があって迷っちゃう。

子どもは派手でカッコイイ色遣いのもの選ぶけど、それで大丈夫なのか??
そこで指導歴9年、年間100人の幼児や小学生を指導しているツイックラーがボールの選び方とおすすめのサッカーボールを紹介します。
サッカーボールには4号球、5号球などの大きさの違いをはじめ、素材、製法、検定球などの違いがあります。それぞれの要素に特徴があり組み合わせによって用途が変わってきます。
それぞれの年代、競技レベル、おかれている環境によって選ぶサッカーボールが変わってくるので、それぞれの要素の特徴からおすすめのサッカーボールを選びましたのでぜひ参考にしてください。
- ボールの購入を検討している方
- どんな種類のボールがあるか
サッカーボールの種類

大きさ
サッカーボールには年齢や用途に合わせた様々な大きさがあります。今回は代表的な3つの大きさを紹介します。
【3号球】
円周58~60cm、直径19cm、重量300~320g。キッズ(未就園児や幼児)向けのサッカーボール。
【4号球】
円周63.5~66cm、直径20.5cm。重量350〜390g。小学生の試合で使用する公式サイズのサッカーボール。
【5号球】
円周68~70cm、直径22cm、重量410〜450g。中学生以上の試合で使用する公式サイズのサッカーボール。
素材

表皮(人工皮革)
【PU(ポリウレタン)】
もっともポピュラーな人工皮革。耐摩耗性に高く、耐久性に優れています。また吸水性も高いため雨でも水分を吸収せず重くなりません。感触も柔らかく、ボールタッチやコントロール性に優れています。
しかし値段が高いものが多いので、多くの練習に励む競技者向けの素材です。
【PVC(ポリ塩化ビニル)】
プラスチックと同種の素材なため、表面は硬くクッション性がなく衝撃を吸収しません。
耐久性も低く、日光や雨の影響で表面が剥げたり、ひび割れが起きやすいです。また衝撃が繰り返されると縫い目が広がったり、裂けたりします。
ただ非常に安価のため、幼児や小学校低学年のレクリエーション用ボールとしておすすめです。
【TPU(熱可塑性ポリウレタン)】
耐久性はPU以上あり、耐水性もPU同様に戦く、感触も柔らかいため操作性も優れています。さらにPUよりも安価であり、リサイクルしやすく加工しやすい環境性能の高い素材です。
コスト面と環境、そして品質に優れた次世代の素材ですが、TPUを使用しているボールはまだ少ないです。
内部チューブ
内部チューブとは表面の内側に使わているゴムのことです。
【ブチルゴム (合成ゴム)】
空気漏れが少なく、耐久性・耐衝撃性に優れるているのが特徴で、土のグランドやハードな練習に向いています。
【ラテックス (天然ゴム)】
伸縮性が高く、柔らかな蹴り心地で弾みやすいのが特徴で、芝のグラウンドや試合用に向いています。
品質(検定球)
【検定球】
FIFAやJFAが定めた品質、規格、重さ、空気圧の基準に合格したボールのこと。公式試合で使用するボールなので練習にも推奨されます。
【軽量球】
検定球よりも重さが軽く作られているため、足への負担が少なく幼児や低学年の小学生にも扱いやすいボールです。
【レプリカ】
チャンピオンズリーグやワールドカップなどの公式球のデザインを模したボール。公式球よりも安価で手に入り練習用として使用できます。
製法
【サーマルボンディング(熱接合)】
サーマルボンディング製法とは通常パネルとパネルは糸で縫い合わせていましたが、糸で縫い合わせず熱と特殊な接着剤で圧着する技術です。
縫い目がないので真球性(完全な「球」にどれくらい近いか)が高く、軌道が安定していて、均一的な蹴り心地になっています。また縫い目がないので水を吸い込まず雨天でもボールが重くなりません。
縫い目がないので砂や水が入り込まず耐久性がたかいですが、土のグランドで長時間使用するとパネル同士の接合部や人工皮革が摩擦ではがれやすくなります。
Jリーグや代表戦など天然芝や人工芝で行うトップレベルの試合で使用されることが多いです。
【縫い(手縫い・機械縫い)】
一般的なサッカーボールの製法。
手縫いのボールは太い糸でパネル同士を縫い合わせるので非常に耐久力があり土のグランドやハード練習に向いています。 真球度は低くなるが柔らかい感触で操作性も申し分ないです。公式球にも使用される高品質な手縫いのサッカーボールもあります。
手縫いのサッカーボールは値段が高くなり機械縫いの方が安価になります。しかし機械縫いは糸が細くなるので耐久性が手縫いに比べ劣ってしまうデメリットがあります。
選ぶポイントとおすすめサッカーボール
耐久性で選ぶ
土のグラウンドでの練習や試合が多い環境ではボールへの負担がかなり高いです。表面の剥がれ、形状のゆがみ、空気がすぐ抜けたりなどの症状が出てしまうので耐久性に優れたボールがおすすめです。
★耐久性に優れているボールの選び方
素材:PU
内部チューブ:ブチルゴム
製法:手縫い
★おすすめサッカーボール①
★おすすめサッカーボール②
操作性や機能性で選ぶ
高い競技レベルでサッカーに励んでいる選手は人工芝や天然芝での活動がメインになってきます。ボールに求めるレベルも高くなり、キックする感触やボールの操作性が良いものを選ぶとよいでしょう。
★操作性や機能性の大会ボールの選び方
素材:PU
製法:サーマルボンディング製法
★おすすめサッカーボール①
★おすすめサッカーボール②
値段で選ぶ
サッカーを始めたばかりでどれだけサッカーに熱中するかわからない、どれだけ続くかわからないから最初は安価なもので様子を見ようかな?と思っている方におすすめのボールです。
★安価なボールの選び方
素材:PUあるいはTPU
製法:機械縫い(マシーンステッチ)
★おすすめサッカーボール(PU、機械縫い)
★おすすめサッカーボール(TPU)
幼児から始める方におすすめ
幼児からサッカーを始めることも当たり前になってきましたが、幼児期に使うボールは3号球がいいか、4号球がいいか悩むところです。ツイックラーがおすすめするのは軽量4球です。
3号球は小学生にあがると使用する機会がなくなるので小学生で買い替えが必要です。通常の4号球は重量があるので幼児の体には負担が大きいです。
軽量球は通常4号球の重さより100gほど軽いので負担も少なく、小学生低学年ぐらいまでは使用可能なのでおすすめです。
★幼児から始める方におすすめのサッカーボール
素材:PU
号数:軽量4号球
★おすすめのサッカーボール①
★おすすめのサッカーボール②
買い替えの目安
- 表面の剥がれや縫い目の広がりなどの劣化
- 形状が歪んでまっすぐ転がらない、回転がぶれる
- 空気を入れてもすぐに抜けてしまう
- 年代(小学生から中学生)が変わる
まとめ
- サッカーボールにはさまざまな種類がある
- 素材や内部チューブ、製法にはそれぞれ特徴がある
- 年代や競技レベル、環境によって選ぶボールが変わる
- 買い替えのタイミングは劣化や歪み、年代の移り変わりなど

サッカーボールもとても奥が深く、特徴を知っていると得をすることばかり。そしてボールはまだまだ進化していきそうですね。enjoy football!!


コメント