
サッカー・サポート・センターのツイックラーです。RBライプツィヒ所属のMFヤン・ディオマンデ選手の紹介です。
1試合に40,000人近く動員するドイツのサッカーリーグ、ブンデスリーガはバイエルン・ミュンヘンを筆頭にヨーロッパ屈指のリーグです。
しかし日本では知名度が低く、プレミアリーグ(イングランド)やラ・リーガ(スペイン)に比べたら地味な存在。イングランド、スペイン、イタリア、フランスそしてドイツ加えた5大リーグではセリエA(イタリア)に次ぐリーグの認識でしょう。
資金力に乏しい(バイエルンは除)分でリーガのクラブはなかなか他のリーグと比較して競争力が低く、よい選手が出てくるとプレミアリーグにどんどん移籍してしまいます。
その分新陳代謝が高く、自クラブで育てた有能な若手を積極的に登用し、他国の才能豊かな若手や各リーグでくすぶっている選手が集まり出場機会を得て才能を思う存分発揮できるリーグとなっています。
★ブンデスリーガの詳しい情報は下記の記事を参照ください。
そんなブンデスリーガで活躍する今後ヨーロッパの市場をにぎわすワールドクラス候補でありぜひ手本にしてほしい選手を年間100試合ブンデスリーガを観るツイックラーがを紹介します。
今回はヤン・ディオマンデ選手。2025/2026シーズンに突如として現れたニュースター。RBライプツィヒに加入し、1年目にして12ゴール6アシストの活躍。
得点関与もさることながらのデュエル(1vs1)勝率がぶっちぎりのブンデスリーガNO.1という成績をたたき出し、ブンデスリーガを席巻しています。
ブンデスリーガの前半5試合ぐらいは思った活躍をしていなかったんですが、その後コンスタントに得点をとれるようになりフランクフルト戦ではハットトリックを決めるなどRBライプツィヒには欠かせない選手となりました。
そしてその活躍を耳にしたリバプールやアーセナルなどのプレミア勢がスカウトを派遣し高い関心を持っているとの報道がでています。
基本1年活躍したぐらいではあまりおすすめをしないのですが、ディオマンデ選手に関してはおすすめをしないわけにはいかないほどの活躍をしていました。
カットイン、縦突破などドリブルに関してはどのチームも止めることができず、結果的にはバイエルンが圧勝しましたが、ディオマンデ選手に関しては完全に翻弄されていました。
ブンデスリーガではあと数試合しかいられないかもしれませんが、ぜひワールドカップ、プレミア移籍前に観てほしい選手です。

プロフィール
| 名前 | Yan Diomande(ヤン・ディオマンデ) |
| 国籍 | コートジボワール |
| 生年月日 | 2006年11月14日 |
| 身長 | 180cm |
| 体重 | 77kg |
経歴

- アビジャン出身(コートジボワール)
- 2022年 アメリカに移住 DMEアカデミーに所属
- 2024/2025年シーズン スペインのレガネスと契約
- 同シーズンのレアルマドリード戦でデビュー
- 2025/2026年シーズン RBライプツィヒに移籍
- 2025年 コートジボワール代表に初招集され初招集、初得点を決める
以外にもプロデビューはアメリカ。アメリカで2年過ごしスペインのレガネスと契約しレガネスBを経てレガネスのトップチームで10試合2得点の結果を残しました。
記録はさほど目を見張る活躍ではなかったですが、RBライプツィヒは2000万ユーロの契約解除条項を支払いかつ5年契約をしています。この事実からもRBライプツィヒはディオマンデ選手に大きな期待を寄せていたことがわかります。
2025/2026年シーズン、ブンデスリーガデビューイヤーに30試合で12ゴール7アシストの大活躍。RBライプツィヒのスカウトの目には驚かされるばかりです。
2025年にはコートジボワール代表でデビューし2試合で2得点の活躍。北中米ワールドカップでの活躍も期待されています。
特長

ドリブル
ディオマンデ選手がボールをとられるところはほぼ見たことがありません。俊敏なステップワークや軽快なボール扱いはもちろんですが、身体能力が生かしたボール運び方抜群に上手です。
まず足が長いので一歩目が速くて遠くに運べること。波の選手ならディフェンスの足が届くのにディオマンデ選手だと足がとどかなくおいていかれてしまいます。
そして上手く体をぶつけることができても全く体が崩れずボールを運び続けることができてしまいます。
加えてパスも積極的に行いワン・ツーでの突破も頻繁に行ったり、縦の突破からクロスを上げたりと人を使うこともできます。パスやドリブル突破を使分けることでディフェンスに迷いを生じさせ、隙を見せると一気に突破し、ビックチャンスを創出します。
なかなか身体能力は真似できませんが、突破のタイミングの取り方や突破の方法は参考にできるのでサイドを主戦場に戦う選手はぜひ見てほしいです。

ブンデスリーガ1年目の19歳にしてブンデスリーガのデュエル王。ものすごい選手がまた出てきました。
左右どちらのサイドでも遜色なし
サイドのプレーヤーは基本片方のサイドを主戦場として戦う選手がほとんどですが、ディオマンデ選手はどちらのサイドでも遜色なく戦えます。
右足でも左足でも扱うことがどちらのサイドでもカットインからのシュートや、縦突破からのクロスでチャンスを作り出すことができます。
両サイドでこなせるとチームとしての戦術としての幅が広がり、試合中でのポジションチェンジをすることで相手のディフェンスを混乱させることもできるのでチームとして貴重な存在です。

左右のポジションが変わるだけで意外とやりづらさを感じてしまうのですが、遜色なくできるので素晴らしいですね。
高い守備意識
攻撃性能の高い選手は守備のタスクが少なかったり、さぼりがちなんですが、ディオマンデ選手は守備もしっかりこなします。
前線へのプレスだけでなく、サイドバックが上がったスペースをカバーするため最終ラインまで戻ってちゃんと守備をします。
戦術上前がかかりになりがちなライプツィヒにとって一人でも守備をさぼったり、手を抜いたりするとカウンターを食らいやすくピンチになってしまいます。守備意識が高いディオマンデ選手は守備面でも貴重な存在です。

ディオマンデ選手が戻って守備をしてくれるのでサイドバックは安心してサポートすることができますね。
ウィークポイント
オフ・ザ・ボールの動き
プレーの特徴からサイドに張ることがほとんどで、足元で受けることが多いです。その為、動き出してボールを引き出したり、ランニングで味方にスペースを空けたりする動きはほとんどないです。
ライプツィヒで求められていないということもあるでしょうが、今後ボールを持ちながらゲームを進めるチームで活躍するためにはオフ・ザ・ボールの質を上げる必要があるでしょう。
守備の強度
守備の意識は高く持っていますが、守備の強度はあまり高くないです。コースを切りながらプレスに行ってはいますが、強度が低くあっさりかわされてしまうことがあるので相手の脅威になっていないです。
ビッククラブはハイプレス、ハイラインのチームが多いのでディオマンデ選手の守備強度だと背後を簡単に狙われてしまいます。守備強度を上げることは今後の課題だと思います。
ヘディング
ポジション的にヘディングをする機会があまりなく、大きな問題になることは帆とんだありませんがヘディングの競り合いは強くありません。
身長も大きく、ばねもあるのでポテンシャルはもっていそうです。もしディオマンデ選手がヘディングに強くなったらセットプレーで大きな力を発揮できるのではないでしょうか?
まとめ

ブンデスリーガデビューイヤーから20得点にからむ活躍をみせるディオマンデ選手。ドリブルはほぼ無敵と言っていいほどの勝率を誇り、ドリブルとパスの使い分けも秀逸です。
シャビ・シモンズ(現トッテナム・ホットスパーズ)やベンヤミン・シェシュコ(現マンチェスターユナイテッド)など攻撃を牽引していた主力が一気に抜けてしまったライプツィヒでしたが、ディオマンデ選手の活躍によって依然より増した攻撃力を手に入れた印象です。
今後ディオマンデ選手がワールドカップやチャンピオンズリーグを経験し成熟度を増していけばさらに手を付けられない選手になっていくでしょう。
しかしまだブンデスリーガで1年活躍しただけにもかかわらずアーセナルやリバプール、マンチェスター・ユナイテッドから強い関心があると報じられています。
守備面やオフ・ザ・ボールの質など課題もあるので、ツイックラー的にはもう1年ライプツィヒで経験を積んでからプレミア挑戦がいいんじゃないかと思いますが、金額によっては移籍してしまう可能性が高いでしょう。
来シーズンの移籍の目玉になることが間違いない未来のスター選手であるディオマンデ選手をぜひチェックしましょう。
★ブンデスリーガを視聴するには下の記事をご参考にしてください。

ディオマンデ選手はバイエルン・ミュンヘンでMVP級の活躍をしているミカエル・オリーセ選手と同等のタレント。観て損はありません。enjoy football!!



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