
サッカー・サポート・センターのツイックラーです。アウグスブルク所属のDヘネス・ベーレンス選手の紹介です。
ドイツのサッカーリーグであるブンデスリーガはUEFAクラブランキングのTOP10に3チーム(1位:バイエルン・ミュンヘン、9位:レバークーゼン、10位:ドルトムント)が入るヨーロッパ屈指のリーグです。
しかしバイエルン1強リーグという認識が強く、いまいち日本では人気がありせん。またシーズン終了になるとその年に活躍した選手がのきなみ翌シーズンにプレミアリーグに移籍してしまいます。
ただその分新陳代謝が高く、才能豊かな若手や各リーグでくすぶっている選手が集まり出場機会を得て才能を思う存分発揮できるリーグとなっています。
アストン・ヴィラのヨハン・マンザンビ選手やレアル・マドリードのヤン・ディオマンデ選手、バルセロナのカリム・アディエミ選手たちはブンデスリーガでもまれて成長した選手たちです。
そんなブンデスリーガで活躍する今後ヨーロッパの市場をにぎわすワールドクラス候補のサイドバックでありぜひ手本にしてほしい選手を年間100試合をブンデスリーガを観るツイックラーがを紹介します。
今回はへネス・ベーレンス選手。世代別代表に呼ばれた経験がない21歳の若手左サイドバックですが、2026/2027シーズンのアウグスブルクでの活躍が目に留まりドイツ代表まで上り詰めたシンデレラボーイです。
ホッヘンハイムの控えでしたが2025/2026シーズンの後半戦から降格間際のハイデンハイムにレンタル移籍し15試合出場の活躍。翌シーズンにアウグスブルクに移籍し開幕当初からスタメンを確保し、バイエルンやレバークーゼンの強豪相手にも引けを取らない活躍を見せました。
高いデュエル勝利数、走行距離、スプリント回数など身体能力だけでなくポジショニングやパス精度も兼ね備えるハイブリッドな選手。
各世代別代表に選ばれ現在バイエルンに所属しベーレンス選手と正反対の経歴を持つエリート、ナサニエル・ブラウン選手とは今後ドイツ代表のスタメンを争うよきライバルとなるのではないかと思います。
まだヨーロッパの表舞台に立っていないへネス・ベーレンス選手は今後のヨーロッパの移籍市場を大ににぎわす存在であり、ドイツ代表としての活躍も大いに楽しみな選手です。現代サッカーのサイドバックのお手本として最適な選手なのでぜひチェックしてもらいたいです。

プロフィール
| 名前 | Hennes・Behrens(へネス・ベーレンス) |
| 国籍 | ドイツ |
| 生年月日 | 2005年1月19日 |
| 身長 | 177cm |
| 体重 | 70kg |
経歴

- フランクフルト出身(ドイツ)
- 2019年 ダルムシュタット98のユースに加入。
- 2020年 ホッフェンハイムユースアカデミーに移籍。
- 2024年 ホッフェンハイムⅡ(レギオナルリーガ)でデビュー。
- 2025年 UEFAヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦でホッフェンハイムトップデビュー。
- 2025/2026年シーズン途中にハイデンハイムにレンタル移籍しブンデスリーガ16試合に出場。
- 2026/2027年シーズン アウグスブルクに完全移籍。
- 2026年のUEFAネーションズリーズのドイツ代表に初招集されギリシャ戦でデビュー。
特長

ポジショニングのとり方
今やポゼッションをする上でサイドバックのかかわりが不可欠な中、ベーレンス選手はポジショニングのとり方がとても上手です。特に前で受ける意識が高くオーバーラップやインナーラップだけでなく、中盤の位置に入って受け、攻撃のつなぎ役にもなります。
またパスの技術も高く狭い隙間でも通すショートパスや逆サイドへのロングフィードで相手のプレスをかわしたり攻撃にアクセントを加えます。
そしてパスを出した後は、必ずと言っていいほど動きなおしや移動をするので、相手ディフェンスは捕まえられず攻撃の起点にもなっていきます。ベーレンス選手のボールへのかかわり方やポジショニングのとり方はとても参考になります。

自陣に押し込まれることが多いアウグスブルクでベーレンス選手が起点になってプレスをかいくぐることが何度もあります。
1vs1の守備
ブンデスリーガのデュエル勝利数(ブンデスリーガ3位)が物語っている通り、とても1vs1の守備に強く相手のウィングやウィングバックの突破を何度も防ぎます。体は多くないのですが、粘り強く何度もプレスをかけボールを奪いに行きます。
今や世界一のウィングと呼び声高いバイエルン・ミュンヘンのオリーセ選手をダブルチームで守っていたこともありますが1vs1でも抑え込み、ほぼ仕事をさせませんでした。
★ベーレンス選手がオリーセ選手を抑え込んだ試合の動画です。
走力
サイドバックの選手らしく上下動の繰り返しや広範囲をカバーするスタミナとスプリントの回数を誇ります。ブンデスリーガのデータでも走行距離、スプリントの回数、高強度走回数ではブンデスリーガのトップ3にはいっています。
ボールを持っていないところでの貢献度が高く、決してタレント力の小さいアウグスブルクでは欠かせない存在であり、バイエルンやレバークーゼンなどの強豪相手を大いに苦しめていました。

こういったボールを持っていないところの部分が秀でてる選手は今のドイツ代表にはいない存在なので、重宝されるかもしれません。
ウィークポイント
90分持続しないパフォーマンス
スプリントの回数、走行距離、高強度走の回数(intensive run)の全てブンデスリーガトップ3にはいるほど1試合に走りまくっているベーレンス選手ですが、やはり後半になってくるほどパフォーマンスが落ちていきます。
パスミスやマークを外してしまう、プレスが甘くなるなど失点に繋がるようなプレーが目立ってきます。現状を維持しながらパフォーマンスを安定させていくことが今後の課題であり、ドイツ代表定着に繋がっていくでしょう。
得点への関与
守備やビルドアップ、ポゼッションなどアタッキングサードまでの貢献度は非常に高いのですが、得点への関与がほとんどありません。2025/2026シーズンは15試合で1ゴール2アシスト(ハイデンハイム)、2026/2027シーズンは7試合現在で2アシストです。
所属しているチーム自体に得点力がないというところもありますが、今後ビッククラブへ移籍していくには物足りない数字です。2026/2027シーズンは10得点以上に関与し、ドイツ代表への定着と今後の移籍に繋げてほしいです。
まとめ

- ホッフェンハイムでプロになった左サイドバック。
- 世代別代表にも選ばれたことがない苦労人。
- ハイデンハイムで活躍しアウグスブルクに移籍し才能が開花。
- ドイツ代表に初招集されギリシャ戦でデビューを果たす。
- 1vs1に強く、ポジショニングやパス精度でゲームの組み立てもこなす。
- 走行距離やスプリントの回数など走力の数値がブンデスリーガトップクラス。
- 得点への関与が乏しいのが今後の課題。
- 今後高いパフォーマンスを維持していけば移籍市場をにぎわす存在に。

プレミアリーグやレアルマドリード、バルセロナが好きな方は今のうちにリュケバ選手をチェックすることをおすすします。enjoy football!!
★ブンデスリーガについては下の記事をご参考にしてください。



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