
サッカー・サポート・センターのツイックラーです。シュツットガルト所属のDFフィン・イェルチュ選手の紹介です。
ドイツのサッカーリーグであるブンデスリーガはバイエルン・ミュンヘンを筆頭にヨーロッパ屈指のリーグですが日本では知名度が低く、プレミアリーグ(イングランド)やラ・リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)に次ぐリーグの認識が強いです。
またシーズン終了になるとその年に活躍した選手がのきなみ翌シーズンにプレミアリーグに移籍してしまいますが、その分新陳代謝が高く、才能豊かな若手や各リーグでくすぶっている選手が集まり出場機会を得て才能を思う存分発揮できるリーグとなっています。
アストン・ヴィラのヨハン・マンザンビ選手やレアル・マドリードのヤン・ディオマンデ選手、バルセロナのカリム・アディエミ選手たちはブンデスリーガでもまれて成長した選手たちです。
そんなブンデスリーガで活躍する今後ヨーロッパの市場をにぎわすワールドクラス候補のディフェンダーでありぜひ手本にしてほしい選手を年間100試合をブンデスリーガを観るツイックラーがを紹介します。
今回はフィン・イェルチュ選手。2023年に行われたU17欧州選手権、U17ワールドカップのW優勝メンバー、そして2024/2025シーズンのブンデスリーガで最も優れた若手選手に贈られるフリッツ・ワルター・メダルU19部門金賞を獲得した超エリートです。
2025年2月にシュツットガルトに移籍してから着実に出場時間を増やし2026/2027シーズンはスタメンを勝ち取り、ドイツA代表に召集されるようになりました。
そしてレアルマドリードやバルセロナのスペイン2大クラブやマンチェスターUなどのプレミア勢にもチェックされるようになり今後の移籍市場をにぎわせる選手になりました。
身体能力で勝負する選手が多い中、ゲームの流れを読んだポジショニング、鋭いインターセプト、危険察知能力の高いカバーリングなどインテリジェンスで勝負するCBのイェルチュ選手はフィジカル的に日劣る本人にはお手本として最適な選手なのでぜひチェックしてもらいたいです。

プロフィール
| 名前 | Finn・Jeltsch(フィン・イェルチュ) |
| 国籍 | ドイツ |
| 生年月日 | 2006年7月17日 |
| 身長 | 187cm |
| 体重 | 86kg |
経歴

- バイエルン州ノイエンデッテルザウ出身(ドイツ)
- 2015年 1.FCニュルンベルクのユースアカデミーに加入
- 2023/2024年シーズン カイザースラウテルン戦(2ブンデスリーガ)でトップチームデビュー。
- 2023年に開催された U-17ワールドカップ、U-17欧州選手権に出場し、いずれも優勝に貢献した。
- 2024/2025年シーズンの2月にシュツットガルトに完全移籍。加入後すぐにヴォルフスブルク戦で初出場をはたす。
- 同年のドイツ育成年代における個人賞の一つであるフリッツ・ヴァルター・メダルのU19部門で金賞を獲得。
- 2026年9月にA代表に初招集された。
特長

守備能力の高さ(危機察知、ポジショニング、カバーリング)
トータル的に守備能力がとても高い選手です。身体能力に頼るのではなく良いポジショニングを常に取り続けるのでインターセプトやカバーリングのどちらにも対応することができます。周りをよく見ているので危機察知能力も高く、また足も速いので広い範囲で危険な場所を察知し、プレスやカバーリングにも素早く対応していきます。
ボールの奪い方がとてもクリーンで体の入れ方や相手の身体の抑え方、スライディングなどどれをとってもファアルが少なくボールを奪い取り切りることができます。CBをしている選手は奪い方ももちろんですが特にポジショニングとプレスやインターセプトに行くタイミングをよく見習ってほしいです。

CBはポジショニングがとても重要。カバーリングやプレスの準備がしっかりできていればほぼほぼ相手の攻撃を抑えることができます。
ヘディングの強さ
身長はヨーロッパでは決して高い方ではないですが、ポジショニングが良く、ジャンプ力があるのでとても強いです。守備時ではボールを跳ね返し、攻撃時はセットプレーでの大きな武器となっています。
ビルドアップ能力
ビルドアップ能力が高く、特にロングフィードがとても得意です。相手CBの背後や味方ウィングへの足元など相手の嫌がるところを見逃さず配給することができます。
ショートパスでのつなぎも遜色なく行え、ショートパスをつなぎながらビルドアップするシュツットガルトでも対応できています。ビルドアップ時のポジショニングも良いので中盤で追い込まれた時の逃げ口になったり、攻撃の起点となったりします。

ディフェンダーとしての能力を全て兼ね備えた超優良センターバックであるイェルチュ選手。バイエルンやドルトムントで活躍したドイツ代表のレジェンド、マッツ・フンメルス選手を超える才能を秘めています。
ウィークポイント
プレス回避
相手のプレス強度が高いとコントロールが乱れたり、ミスをしてしまい奪われることが多くなります。追い込まれるようなパスを出してくる方が悪いという見方もできますが、相手が強豪になればなるほどプレス強度が高くなり、そのハイプレスを回避していかなくてはなりません。
ボールをつないでいくシュツットガルト相手では高強度のプレスではめてくるチームが多くなってくるでしょう。CLや代表での高強度のプレスにも対応できるようにしていくことがこれからの課題の1つでしょう。
不安定なパフォーマンス
パフォーマンスが安定しないのが欠点の1つです。まだ20歳という年齢なのでトップリーグでの経験値が少ないこともあり良いパフォーマンスで鉄壁な守備を誇るときもあれば、1vs1に弱く途中交代をすることもあります。
シュツットガルト加入3年目となり評価が上がってきたので出場機会が多くなってきました。CLで他国のビッククラブとの対戦で経験値を増やしていくでしょう。
CL出場権や優勝を目指すシュツットガルトでは守備の安定は必要不可欠です。シュツットガルトを上位に押し上げることができればさらなるステップアップも可能でしょう。
まとめ

- U17ドイツ代表としてU17ユーロとW杯のダブル優勝。
- フリッツ・ヴァルター・メダルの金メダル受賞歴がある超エリート選手。
- カバーリングやポジショニング、危機察知能力と身体能力ではなくインテリジェンスで勝負するセンターバック。
- スピードもあり対人、空中戦にも強い。
- ドイツ代表のレジェンド、マッツ・フンメルスを超える才能を持つ逸材。
- すでにレアル・マドリードやバルセロナ、マチェスターUの獲得リストに上がっている。

プレミアリーグやレアルマドリード、バルセロナが好きな方は今のうちにリュケバ選手をチェックすることをおすすします。enjoy football!!
★ブンデスリーガについては下の記事をご参考にしてください。



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