
サッカー・サポート・センターのツイックラーです。RBライプツィヒ所属のMFブラヤン・グルダ選手の紹介です。
1試合に40,000人近く動員するドイツのサッカーリーグ、ブンデスリーガはバイエルン・ミュンヘンを筆頭にヨーロッパ屈指のリーグです。
しかし日本では知名度が低く、プレミアリーグ(イングランド)やラ・リーガ(スペイン)、セリエA(イタリア)に次ぐリーグの認識が強く、それを証拠に各サッカー雑誌でもプレミア、ラ・リーガ、セリエA、ブンデスリーガの順に紹介されています。
ブンデスリーガは「50+1」というる独自のルールがあり、プレミアリーグのようにある企業や資産家がクラブを買収したり独占できないようになっています。
その為、純粋にクラブが稼いだお金でしか補強することができないのでなかなか他のリーグと比較して競争力が低く、よい選手が出てくるとプレミアリーグにどんどん移籍してしまいます。
しかしその分新陳代謝が高く、自クラブで育てた有能な若手を積極的に登用し、他国の才能豊かな若手や各リーグでくすぶっている選手が集まり出場機会を得て才能を思う存分発揮できるリーグとなっています。
★ブンデスリーガの詳しい情報は下記の記事を参照ください。
そんなブンデスリーガで活躍する今後ヨーロッパの市場をにぎわすワールドクラス候補でありぜひ手本にしてほしい選手を年間100試合ブンデスリーガを観るツイックラーがを紹介します。
今回はブラヤン・グルダ選手。2023/2024シーズン、マインツでプロデビューし翌年2024/2025シーズンにプレミアリーグのブライトンに移籍。2025/2026シーズンの冬のマーケットでRBライプツィヒにレンタル移籍しました。
2023/2024シーズンのマインツの試合を観てグルダ選手を知りました。ヨナタン・ブルカルト選手を追いかけマインツの試合を観ていましたが、右サイドからチャンスを作りまくっている選手がいてそれがグルダ選手でした。
特に印象に残っているのが同シーズンのバイエルン戦。戦力差はあきらかでほぼバイエルンの一方的な展開の中、グルダ選手だけがドリブルでバイエルンディフェンスを切り裂き何度もチャンスを作っていました。
それ以降グルダ選手に夢中になり、グルダ選手観たさにマインツを追いかけていました。2年目のシーズンブンデスリーガの上位クラブにステップアップするかもと思っていたところ、まさかのプレミアリーグに舞台を移してしまい観る機会がなくなってしまいました。
しかし、2025/2026シーズンの冬にライプツィヒに加入が決まり、ブンデスリーガに戻ってくることになりました。マインツとは異なりまわりは才能豊かな選手ばかりであり、よりアグレッシブでチームメイトからのサポートも手厚い中、どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。
カットイン、縦への突破などのドリブルや高性能の左足のパス、ドリブルとパスの使い分けなどウィングをしている選手にとって参考になるプレーがたくさんあります。是非この記事でブラヤン・グルダ選手を知ってもらい、プレーを観てもらいたいです。

プロフィール
| 名前 | Brajan Gruda(ブラヤン・グルダ) |
| 国籍 | ドイツ、アルバニア |
| 生年月日 | 2004年5月31日 |
| 身長 | 178cm |
| 体重 | 70kg |
経歴

- シュパイアー出身(ドイツ)
- 2018年 マインツの下部組織に加入
- 2022/2023年シーズン ボルシア・ドルトムント戦でトップチームデビュー
- 同シーズンのボルシア・メンヒェングラートバッハ戦で初ゴール
- 2023年からU21ドイツ代表に選出される
- 2023/2024年シーズン プレミアリーグのブライトンに移籍
- 2025年のU21EUROで準優勝
- 2025/2026年シーズン 1月 RBライプツィヒにレンタル移籍
プロデビュー1年目から28試合に出場し、右サイドを主戦場にウィングとして4ゴール、2アシストの活躍をしました。その活躍が認められ翌年ブライトンに移籍し21試合に出場し1ゴール、4アアシストの活躍。
2025/2026シーズンも18試合に出場し1ゴール、1アシストを記録しましたが、レギュラーとして定着できず、ワールドカップイヤーの2025/2026シーズンの冬のマーケットでワールドカップ出場するために出場機会を求めてRBライプツィヒにレンタル移籍しました。
また2025年U21EUROではニック・ヴォルトマーデ選手(現ニューキャッスル)やナサニエル・ブラウン(現フランクフルト)とともに5試合に出場し準優勝に輝きました。
特長

ドリブル
グルダの代名詞であるドリブル。小刻みなステップで2~3人に囲まれても構わず突破できるほどの強力な武器です。トリッキーなフェイントもあり、ボールを持つと何かやってくるかもという期待感を持たせてくれます。
さらに球離れも非常によく、良い意味でドリブルのこだわりがなくワンツーや受け直しするためにパスを選択することも多いです。その為、ディフェンスはうかつに飛び込むことができないのでドリブル突破の可能性を上げていくことができます。
左サイドを主戦場に左サイドからクロスやカットインでチャンスを創出してくグルダ選手のプレーは必見の価値があります。

ウィングの選手はグルダ選手のボールの持ち方や仕掛け方、パスのタイミングなど参考にすると良いですよ。
精度の高い左足
ドリブルだけでなく精度の高い左足も兼備しています。左サイドから右サイドへの正確なサイドチェンジや右サイドからのクロス、意表を突いた縦パスなど様々なパスを駆使して攻撃のアクセントをつけていきます。
ドリブルが脅威なのでドリブルを警戒して人数をかけて突破を防ぎにくる中、精度の高いパスを駆使してくるのでディフェンスは的を絞り込めず対応が後手後手になってしまいます。
またドリブルを仕掛けている最中でもスルーパスやフリーになっている味方にパスを出すことができるのでグルダ選手に時間やスペースを与えることができません。
パスの種類も豊富にもちアイデアもたくさん持っているので「そんなところに出すのか」と驚かされます。

ドリブルの最中でもよく周りが見えているからこそ良いパスが出せます。グルダ選手の姿勢やどのタイミングで周りを観ているかを観察してみるのも良いでしょう。
ウィークポイント
得点への関与
ドリブル、パスは一級品なのは間違いないのですが、1つ足りないのが得点への関与です。マインツでもブライトンでも1シーズンを通して5得点しか関与しておらずグルダ選手のタレント性を考えるともっと得点しても良いです。
アタッキングサードではよりゴールに直結するようなドリブルやシュートを増やすとさらなる大舞台にチャレンジできるでしょう。1シーズン得点とアシストで15点以上は目指し、チャンピオンズリーグやワールドカップで活躍することを期待しています。
安定感
好不調の波が激しく、調子が良いときは手が付けられないほど活躍し、調子が悪いとどこにいるかわからずボールを持ったとしてもドリブルでつっかけて奪われピンチを作ってしまうようなことがしばしばあります。
1試合の中でも消えている時間や活躍している時間の両面あり、なかなかフルタイム出場できていないのが現状です。フルタイム戦えるスタミナやペース配分を覚えてくるとシーズンを通して活躍できるでしょう。
まとめ

プロ1年目から得意のドリブルと高精度の左足でセンセーショナルな活躍。
プロ2年目にはイングランドのプレミアリーグに挑戦しましたが、思うような活躍ができず出場機会を求めてブンデスリーガにレンタルで復帰しました。
ツイックラー的にはプレミアリーグ移籍は時期早々だった思います。ブンデスリーガ下位のチームからプレミアリーグ挑戦して成功する選手はほとんどいません。もう1年マインツあるいはブンデスリーガ上位チームで経験を積んでからチャレンジしたら結果は違ったんではないでしょうか。
個人的には同世代であるフロリアン・ヴィルツ選手やジャマル・ムシアラ選手にも劣らない才能を持つ選手だと思っているブラヤン・グルダ選手。ライプツィヒで才能を遺憾なく発揮し、ドイツ代表として北中米ワールドカップで活躍することを期待しています。
そしてレンタルバックした次のシーズンではブライトンあるいはより上位のクラブで不動のレギュラーでプレミアリーグを席巻する未来を見せてほしいです。
★ブンデスリーガを視聴するには下の記事をご参考にしてください。

グルダ選手はボールを持つと何をしてくるかわからず、とてもワクワクさせてくれる稀有な選手。フロリアン・ヴィルツ選手に次ぐドイツのスター候補です。



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